健診に通う目的について定期健診については、年に4回程度通われることが一般的になっています。歯科医院での定期的なメインテナンスやクリーニングを行うことで、歯周病や虫歯についてのリスクを軽減することが可能です。　

虫歯・歯周病のリスクを下げることで、歯を永続的に残すことができます。あわせて全身疾患である心臓病・脳卒中などの予防にもつながり、天然の歯を残すことが体の健康を守ることにもつながります。ご自宅でおこなうセルフケアも重要ですが、それだけではなく、歯科医院でしか受けることのできないプロフェッショナルケアも並行しておこなっていきましょう。　　　　　　

　

　

■通院するメリットとは？

いわゆる歯科における定期的な健康診断をおこなっていきます。お口の中で予防しなければいけないのは、歯周病と虫歯です。定期的にチェックすることで、仮にいずれかになってしまっていたとしても、悪化する前に治療にはいることができます。定期健診のメリットは簡単に挙げていくと以下の通りです。　　　

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• ①歯周病、虫歯を早めに発見することができ、リスクの軽減につながる。
• ②治療が必要になったとしても、軽度ですむため、治療費がおさえられる。
• ③天然歯を維持することができる。　

以下、さらにメリットを細かくお伝えしていきます。

また、定期健診に通院される大きなメリットとして、自宅では落せないお口の汚れをしっかり落としきることができます。歯の隙間につまった歯垢はもちろん、歯磨きでは落せないバイオフィルムといわれる歯に付着している細菌の膜や硬い歯石をおとしていきます。

　

　

②治療が必要になったとしても、軽度ですむため、治療費がおさえられる。

虫歯・歯周病の発見が遅れると、どんどん状態が悪化していきます。治療に入るのが遅くなるだけ、歯を残すのが困難になり歯の神経を取ってしまったり、前歯を失ってしまうことで、見た目にコンプレックスを抱くことになってしまうケースもあります。もしくはセラミック治療などで費用がおおきくかかるケースもあります。

治療に通うのも楽ではありません。回数もそうですが、治療についての総額は大きな金額になると思います。3，4か月に1回の定期的にチェックで将来支払うリスクのある治療費を抑えることにつながってきます。　

　

③天然歯を維持することができる。

歯は一度削ってしまうと、もとに戻ることはありません。特に抜歯になるケースは深刻です。入れ歯やインプラント、ブリッジなどで治療したとしても、100％天然歯の噛む力や嚙み心地を実現することは非常にむずかしいです。貴重な天然の歯を残すために、定期健診は欠かしてはいけない重要なものだと思います。

・虫歯だけではない、歯周病予防を目的とした定期検診

歯周病検診に関する意義が2015年厚生労働省の歯周病検診マニュアルに記載されています。そこでは、日本人の歯を失ってしまう大きな要因の1つであり、その重症化予防の為に生活習慣を改善すること、歯科での保険指導を推奨する記載がされています。当医院では、予防を重視した予防歯科診療に力をいれており、患者様の口腔ケアにつとめています。

以上のように、定期的に歯科医院で健診を受けて頂くことは、歯の健康維持に直結してきます。良い習慣が身につくよう、しっかりとサポートしていきます。