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「入れ歯は何歳から?」40代・50代から考える基礎知識と失敗しない選び方

皆様、こんにちは!

春日井市にある歯医者  竹村歯科クリニック 院長の竹村です。

当院は味美駅近くにあり、入れ歯に力をいれております。

お悩みなどありましたら、ご相談下さい。

 

 

 

目次

・60歳から始める入れ歯の基礎知識

―入れ歯とは?その種類と特徴

―60歳で入れ歯を始めるメリットと、始めるべきタイミング

 

・失敗しない入れ歯の選び方・注意点

―入れ歯を選ぶ際の重要ポイント5選

―費用と相場:予算別のおすすめ入れ歯

 

・入れ歯利用後のメンテナンス・長持ちの秘訣

―入れ歯の日常のお手入れ方法と長持ちさせるコツ

―トラブル発生時の対処法と相談先

 

・まとめ

 

 

 

「入れ歯」と聞くと、高齢になってから使うものというイメージをお持ちかもしれません。

しかし、実は歯のトラブルや喪失は40代、50代から始まり、適切な対処が必要になります。

このブログでは、「入れ歯は何歳から」という疑問にお答えするとともに、入れ歯の基礎知識から種類、

そしてご自身の状況に合った後悔しない選び方までを詳しく解説します。

 

 

 

入れ歯を始める際の基礎知識

・入れ歯とは?その種類と特徴

 

入れ歯(義歯)とは、失われた歯と、それに隣接する歯肉を人工的に補う装置です。

主な種類は、歯が一部残っている場合に使用する部分入れ歯と、

すべての歯を失った場合に使用する総入れ歯の2つに大別されます。

 

部分入れ歯(パーシャルデンチャー): 残っている歯にクラスプ(留め具)をかけて固定します。

保険適用のものと、金属床などを用いた自費のものがあり、それぞれ強度や装着感が異なります。

 

総入れ歯(フルデンチャー): 顎の粘膜に吸着させて使用します。

上顎用と下顎用があり、精密な型取りが快適な装着感の鍵となります。

 

【参考情報】60歳から始める入れ歯の基礎知識と選び方

 

 

 

入れ歯を始めるメリットと、始めるべきタイミング

「入れ歯は何歳から」という明確な基準はありませんが、

多くの人が入れ歯を使い始めるのは、40代後半から60代にかけて、歯の喪失が進んだ時です。

 

 

・始めるメリット

咀嚼機能の回復: 食事をしっかり噛めるようになり、栄養摂取が改善します。

発音の改善: 抜けた歯の隙間から息が漏れるのを防ぎ、明瞭な発音を取り戻せます。

審美性の向上: 自然な見た目を回復し、自信を持って人前で話したり笑ったりできるようになります。

 

 

・始めるべきタイミング

歯を失った状態を放置すると、残っている歯に負担がかかり、

歯並びや噛み合わせが崩れてしまうため、

歯を失ったらできるだけ早く歯科医師に相談することが重要です。

 

 

 

失敗しない入れ歯の選び方・注意点

・入れ歯を選ぶ際の重要ポイント5選

自分に合った入れ歯を選ぶために、以下の5つのポイントを基準に検討しましょう。

 

 

①保険適用か自費治療か

保険適用: 費用が抑えられますが、素材やデザインに制限があります。

自費治療: 金属床やシリコン裏装など、より快適で精密な入れ歯を選べますが、費用は高くなります。

 

②装着感と安定性

特に総入れ歯では、吸着性が高いか、食事中や会話中にずれないかが重要です。

 

③噛む力(咀嚼能力)

金属床など、薄く熱伝導性の高い素材は、より自然な噛み心地と温度感覚をもたらします。

 

④見た目(審美性)

自費治療では、バネ(クラスプ)が目立たない入れ歯(ノンクラスプデンチャーなど)も選べます。

修理・調整のしやすさ: 定期的な調整が必要なため、歯科医院との連携がスムーズかも考慮しましょう。

 

⑤費用と相場

予算別のおすすめ入れ歯

入れ歯の費用は、保険診療か自費診療かによって大きく異なります。

注意点: 上記はあくまで目安です。治療内容や素材、歯科医院によって大きく変動するため、必ず事前に確認しましょう。

【参考情報】入れ歯とインプラント あなたに合った選択はどちら?

 

 

 

 

入れ歯利用後のメンテナンス・長持ちの秘訣

入れ歯の日常のお手入れ方法と長持ちさせるコツ

入れ歯を清潔に保つことは、残存歯と口内の健康のために非常に重要です。

 

毎日の清掃: 食後や寝る前には、入れ歯専用のブラシと

洗剤(歯磨き粉は研磨剤で傷つける可能性があるため不可)で優しく磨きます。

 

保管: 外した入れ歯は乾燥させると変形する可能性があるため、水や専用の洗浄剤に浸して保管します。

 

変形を防ぐ: 熱湯消毒は入れ歯の変形を招くため、必ず避けましょう。

 

 

トラブル発生時の対処法と相談先

入れ歯は長く使っていると、お口の形や噛み合わせの変化で合わなくなることがあります。

 

 

痛みや違和感: 痛むからといって自己判断で削ったり、調整したりしてはいけません。

すぐに歯科医院で調整してもらってください。

 

 

破損: 破損した場合も、ご自身で接着剤などを使って直そうとせず、歯科医院に持参し修理を依頼しましょう。

 

定期検診: 残っている歯の健康維持と、入れ歯の噛み合わせのチェックのために、

3〜6ヶ月に一度は歯科医院で定期検診を受けることが、入れ歯を長持ちさせる最大の秘訣です。

 

 

 

【まとめ】

「入れ歯は何歳から」という問いに明確な答えはありませんが、

重要なのは年齢ではなく、残された歯をどう守り、失われた機能をいかに回復するかです。

入れ歯の選択肢は多岐にわたります。

 

 

このブログで解説した基礎知識と選び方のポイントを参考に、

ご自身のライフスタイルや予算に合った最適な入れ歯を見つけることが、

豊かな食生活と笑顔を取り戻すための第一歩となります。

まずは歯科医師に相談し、ご自身の口内状況を正確に把握することから始めましょう。

 

 

 

 

竹村歯科クリニック

愛知県 春日井市 味美 白山町1丁目4−1

歯科医師 院長 竹村 洋志

参考/院長紹介ページ

 

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