2025.01.10
入れ歯とインプラント あなたに合った選択はどちら？
皆様、こんにちは！
春日井市にある歯医者 竹村歯科クリニック 院長の竹村です。
当院は味美駅近くにあり、入れ歯に力をいれております。
お悩みなどありましたら、ご相談下さい。
口腔の健康の維持や笑顔を取り戻すための方法として、
入れ歯とインプラントがあります。
それぞれの治療法には、特徴やメリット・デメリットがあります。
それでは、この２つの選択肢について詳しく解説していきましょう。
目次
- 入れ歯とは何か
- インプラントとは何か
- 入れ歯のメリットとデメリット
- インプラントのメリットとデメリット
- 実際の治療期間と費用
- 自分に合った選択のために
1. 入れ歯とは何か
入れ歯とは、失った歯を補うために装着する取り外し可能な義歯のことです。
入れ歯には部分入れ歯と総入れ歯の二つの種類があり、
部分的に歯が失われた場合につける部分入れ歯、
そしてすべての歯を失った場合に使用される総入れ歯があります。
入れ歯は、主に口腔内の形に合わせてアクリルや金属などで製作され、
その人の噛み合わせを取り戻すことを目的としています。
入れ歯の製作過程は、通常、歯型を取り、その人の口内に最適な形状に加工するという方法で進められます。
その結果、適正な咬合力の再生と口元の見た目の改善が期待できます。
出し入れが自由であり、慣れれば日常生活でも不自由なく使用できます。
2. インプラントとは何か
インプラントは、人工の歯根を顎の骨に埋め込んで、その上に人工の歯冠を装着する方法です。
これにより、失われた歯の機能や美観を取り戻すことができます。
主にチタン製のスクリューが用いられ、顎の骨と結合させることでしっかりと固定されます。
インプラント治療では、まず顎の骨にインプラントを埋入し、
それが骨と結合するのを待つ治癒期間が必要です。次に、人工歯を装着します。
このプロセスには数ヶ月を要することがありますが、
しっかりとした固定性があるため、他の歯に負担を掛けることなく快適に使用できます。
3. 入れ歯のメリットとデメリット
入れ歯の最大のメリットは、比較的短期間で製作が可能であり、
費用がインプラントに比べて安価であることです。
入れ歯の製作には通常、数週間から数ヶ月が必要であり、その間に複数回の調整が行われます。
また、機能的な満足感に加え、見た目の改善も期待できます。
一方で、デメリットとしては、
着脱可能であるため口内に違和感を感じることや、
食事の際に咬合力がインプラントに比べて弱い場合があることが挙げられます。
また、長期間使用することで歯茎が痩せるケースもあり、
その場合には定期的な調整が必要です。
4. インプラントのメリットとデメリット
インプラントは、一度しっかりと固定されると自分の歯のような使い勝手があり、
他の治療法よりも咬合力が強く食事を楽しむことができます。
また、見た目の自然さや手入れのしやすさから、
多くの患者さんに支持されている治療法です。
しかし、デメリットとしては、費用が高額であることや治療期間が長いことが挙げられます。
治療費は数十万円から数百万円に及び、
また顎の骨の状態によってはインプラントを埋入できない場合もあります。
そのため、事前の適応検査や治療計画が重要です。
5. 実際の治療期間と費用
入れ歯の場合、型取りから完成まで約1〜2ヶ月が目安です。
費用は保険が適用される場合は数万円から数十万円ですが、
素材や保険の有無によって変動します。
インプラントは、手術後の治癒期間を含めて6ヶ月から1年以上かかることがあります。
費用は1本あたり40万円以上が一般的で、場合によってはもっと高額になることもあります。
6. 自分に合った選択のために
どちらの方法が良いかは、患者さんのライフスタイルや経済状況、健康状態によって異なります。
入れ歯は柔軟性があり、取り外し可能であるため、不安や不便が少ないと感じる方もいます。
反面、インプラントは固定式でしっかりとした噛み心地を求める方には非常に有効な方法です。
どちらの選択肢も、それぞれのニーズに合わせたカスタマイズや調整が必要です。
あなたの口腔の健康を維持し、笑顔を取り戻すためには、ぜひ歯科医師にご相談ください。
しっかりとした診断をもとに、より適した治療法を一緒に検討しましょう。
竹村歯科クリニック
愛知県 春日井市 味美 白山町１丁目４−１
歯科医師 院長 竹村 洋志
