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合わない入れ歯を「作り直し」すべき?基礎知識からトラブル対処法まで

春日井市にある歯医者 竹村歯科クリニック 院長の竹村です。

入れ歯は、歯を失った方々の生活の質を向上させるための重要な補綴治療の一つです。

今回は、合わない入れ歯を「作り直し」すべき?基礎知識からトラブル対処法まで

について、お話していきます。

 

 

 

目次

・60歳から始める入れ歯の基礎知識

合わない入れ歯とは?その種類と特徴

合わない入れ歯を放置するリスクと、作り直しのタイミング

 

・失敗しない入れ歯の選び方・注意点

入れ歯が合わない原因と調整で解決できるケース

作り直しを検討すべき費用と相場:保険と自費の選び方

 

・入れ歯利用後のメンテナンス・長持ちの秘訣

入れ歯を長持ちさせるための日常のお手入れ方法

トラブル発生時の対処法と相談先

 

・まとめ

 

 

 

 

 

現在入れ歯をお使いの方の中には、「最近、噛むと痛い」「食事中にすぐ外れる」「話しにくい」

といった不満を感じている方もいるかもしれません。

「入れ歯はこんなもの」と諦めていませんか?

合わない入れ歯は日常生活の質(QOL)を著しく低下させ、健康にも悪影響を及ぼします。

このブログでは、入れ歯が合わない主な原因から、調整と作り直しの見極め方、

そして後悔しないための選択肢について詳しく解説します。

 

 

 

 

 

60歳から始める入れ歯の基礎知識

・合わない入れ歯とは?その種類と特徴

 

「合わない入れ歯」とは、単に装着時に不快感があるだけでなく、

機能的に問題が生じている状態を指します。主な合わない症状と種類は以下の通りです。

 

痛む: 歯茎や粘膜の一部が強く圧迫され、傷や炎症を引き起こしている状態です。

 

外れる/動く: 噛み合わせや床(土台)の形が変化したことで、吸着力や安定性が失われた状態です。

 

噛めない: 噛み合わせのバランスが悪く、特定の食べ物を細かくできない状態です。

 

 

これらは、部分入れ歯・総入れ歯のどちらにも起こり得ますが、

総入れ歯の方が、粘膜との吸着に大きく依存するため、不具合がより顕著になりやすい傾向があります。

 

【参考情報】60歳から始める入れ歯の基礎知識と選び方

 

 

 

 

 

・合わない入れ歯を放置するリスクと、作り直しのタイミング

合わない入れ歯の使用を続けることは、様々な健康リスクを伴います。

放置するリスク: 顎の骨が過剰に吸収されたり、

残っている歯に無理な力がかかって寿命を縮めたりします。

また、しっかり噛めないことで消化器官に負担がかかり、栄養摂取にも悪影響を及びます。

 

作り直しのタイミング: 痛みが強く、簡単な調整では解決しない場合や、

顎の骨の吸収が進みすぎて土台となる歯茎の形が大きく変わってしまった場合が、作り直しを検討するタイミングです。

特に、使用開始から5年以上が経過している場合は、作り直しが必要になる可能性が高くなります。

 

 

 

 

失敗しない入れ歯の選び方・注意点

・入れ歯が合わない原因と調整で解決できるケース

入れ歯が合わない原因は、大きく「入れ歯側の問題」と「口腔内の変化」に分けられます。

 

口腔内の変化: 加齢や抜歯により歯茎や顎の骨が痩せる(吸収される)ことが最大の原因です。

これは自然な変化であり、定期的な**裏打ち(リライン)**という調整で解決できるケースが多いです。

 

入れ歯側の問題: 製作時の型取りや噛み合わせの精度が不十分だった場合や、

材質の劣化(プラスチックの摩耗など)が原因となる場合があります。

この場合、噛み合わせの再調整で解決することもあります。

歯科医師と相談し、まずは調整や修理で対応可能かを検討することが大切です。

 

 

 

 

・作り直しを検討すべき費用と相場:保険と自費の選び方

調整では改善が見込めず、作り直しを決定した場合、

再度、保険適用か自費治療かを選択することになります。

 

注意点: 作り直しの費用は、前回の治療が保険か自費かに関わらず発生します。

特に自費治療は高額になるため、複数の歯科医師の意見を聞く(セカンドオピニオン)ことを強く推奨します。

 

 

 

 

 

入れ歯利用後のメンテナンス・長持ちの秘訣

・入れ歯を長持ちさせるための日常のお手入れ方法

 

 

入れ歯を清潔に保ち、不具合を予防することは、作り直しまでの期間を延ばすことにつながります。

 

毎日の清掃: 食後や寝る前には、入れ歯専用のブラシと洗剤で、残存歯と入れ歯を別々に清掃します。

 

保管: 外した入れ歯は、乾燥や変形を防ぐため、必ず水または専用の洗浄液に浸して保管します。

 

自己調整の禁止: 痛みや違和感があっても、ご自身で削ったり、市販の接着剤で修理したりすることは絶対に避けてください。

 

【参考情報】入れ歯を10年間快適に使用するためのポイントと注意点

 

 

 

 

 

・トラブル発生時の対処法と相談先

入れ歯の不具合やトラブルが発生した場合は、速やかに歯科医院に相談することが大切です。

 

痛みや違和感: 軽度の場合は、一時的に使用を中止し、歯科医院で調整を依頼します。

痛みを我慢して使用し続けると、歯茎が大きく変形する原因になります。

 

破損: 破損した入れ歯は、破片も含めてすべて歯科医院に持参し、専門的な修理を依頼します。

 

定期検診: 合わない状態を早期に発見するため、残っている歯のチェックも含め、

3〜6ヶ月に一度は定期検診を受け、入れ歯の状態を専門家に確認してもらいましょう。

 

 

 

 

 

【まとめ】

「入れ歯が合わない」と感じるのは、入れ歯が原因ではなく、主に顎の骨や歯茎の自然な変化によるものです。

重要なのは、その不具合を放置せず、適切なタイミングで「調整」か「作り直し」かを見極めることです。

合わない入れ歯は「仕方がない」ものではありません。

このブログで解説した知識を参考に、まずはかかりつけの歯科医師に相談し、ご自身の現在の口腔内の状態と、

より快適な生活を送るための最適な治療法について話し合ってみましょう。

 

竹村歯科クリニック

愛知県 春日井市 味美 白山町1丁目4−1

歯科医師 院長 竹村 洋志

参考/院長紹介ページ

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