2021.11.19
実は歯を失ってしまう怖い病気!歯周病とは?
春日井市の歯医者 実は歯を失ってしまう怖い病気!歯周病とは?についてのブログ
皆様、こんにちは!春日井市にある歯医者 竹村歯科クリニックです。
2021年9月よりホームページをリュニューアルさせて頂きました。
今後、患者様やお口の中にお悩みの方へ、知って頂きたい口腔内についての知識をブログにて発信していけたらと思っています。
今回、第一回目としては【歯周病とは】というテーマでお話していきたいと思っております。
■歯周病とは怖い病気
歯周病については、歯科で働いている方や歯医者さんにマメに通っていただいている方にはご存じの方も多いかと思いますが、歯を失ってしまう原因の第一位が歯周病なのです。
まずは、ご存じない方の為に、歯周病についてご説明していきます。
歯肉炎、歯周炎の総称が歯周病になります。歯周病は悪化してくると、歯が抜けてしまう恐ろしい病気です。
しかも、進行していても自覚症状が薄く、気付かないうちに悪化してしまうことがほとんどです。大事な歯を失わないためにも、常に意識して、歯周病予防をしていくことがとても重要になってきます。正しい知識を持ち、歯周病についての理解を深めていくことが重要です。
■歯周病は日頃からの予防が重要
歯周ポケットが進行することで歯周病は悪化していきます。歯茎と歯の隙間にある溝が「歯周ポケット」と呼ばれています。歯周病はこの「歯周ポケット」に汚れがたまり、その中の細菌が原因で歯茎に炎症をおこすことからはじまります。その原因の1つには、歯磨きが正しくできておらず、汚れを落とし切れていないことが挙げられます。日々のケアを正しくおこなっていくことが、歯周病予防の重要なポイントとなっています。
歯周炎になった状態は、歯周病の初期段階であり、まだ軽度の為、この時点でしっかりとしたケアができていれば、すぐに症状は改善できます。歯周病の怖い所は、自覚症状がなく徐々に進行していく病気だということです。
そのため、本人が気づかなかったり、炎症に気づいていても痛みがないからとケアをせずに、どうしても放置してしまいがちです。ケアを怠ることで、症状がどんどん進行してしまい、自覚症状が出てきた頃には手遅れになってしまいます。最悪な事態にならないためにも、しっかりとケアを行っていくことが重要です。
■若い方での歯周病にかかっている
このブログを読んでいる方には、「自分は歯周病の心配はないだろう」と考えている方もいらっしゃるかもしれません。ある調査によると、実は30代以上で歯周病にかかっている人は、3人に2人という恐ろしいデータがあります。その多くの方は歯周病の自覚がない方が多いのです。
自覚がない理由としては、歯周病にかかっていても、見た目の変化や痛みということが挙げられます。
そのため、歯みがきなどのケアが薄くなってしまう傾向があります。冒頭でお伝えした通り、歯周病は最も歯を失う原因第一位の恐ろしい病気なのです。しっかりと病気を理解し、予防について今のうちから取り組むことがとても大事になってきます。
また、最近では口腔内のケアは全身疾患の予防につながることも知られてきています。
歯については、食べ物を体に取り入れる際の最も初期にふれる消化器官であり、噛むことで、消化を助け、肥満などの予防につながっていくと言われています。
歯周病菌が原因となり、動脈硬化や狭心症・心筋梗塞・心臓病・糖尿病になる可能性が高まることも知られています。
全身の健康を守り、いつまでも食べる楽しみを持ち続けられるように、定期的な歯医者さんでの専門的なチェックをおススメしています。
竹村歯科クリニックでは、歯周病予防のための予防歯科に力を入れています。ぜひ、少しでも気になる方は、当医院までご来院ください。