2023.04.17
歯のクリーニングの正しいやり方とは?
こんにちは、竹村歯科クリニックの院長 竹村 洋志です。
今回は、歯医者が教える!歯のクリーニングの正しいやり方についてお話をしていきます。
【目次】
1.歯のクリーニングとは?
2.歯のクリーニングの必要性とは?
3.歯のクリーニングの正しいやり方とは?
・ブラッシング方法
・フロスの使い方
・うがいのやり方
・定期的な歯科検診の重要性
4.歯のクリーニングに関するよくある質問と回答
・歯のクリーニングは痛いの?
・歯のクリーニングは何回するのがいいの?
・歯のクリーニングで歯が抜けたらどうするの?
5.まとめ
【1. 歯のクリーニングとは?】
歯のクリーニングとは、歯垢(プラーク)や歯石といった汚れを除去することを指します。歯垢は、食べ物のかすや唾液中の細菌が歯に付着し、形成される薄い膜状のものです。歯垢が放置されると、歯周病や虫歯の原因となる歯石ができることもあります。
【2. 歯のクリーニングの必要性とは?】
歯垢や歯石は、ブラッシングやフロス、うがいなどの日常的な口腔ケアでは完全に除去することができません。そのため、定期的に歯科医院で行う歯のクリーニングが必要です。歯のクリーニングを行うことで、口内環境を清潔に保ち、虫歯や歯周病の発生を防止することができます。
【3. 歯のクリーニングの正しいやり方とは?】
歯のクリーニングには、ブラッシング、フロス、うがい、定期的な歯科検診が必要です。
・ブラッシング方法
ブラッシングは、正しい方法で行わなければ効果が得られません。まず、歯ブラシの毛先に適量の歯磨き粉をつけ、下記のようにブラッシングを行いましょう。
歯ブラシを歯と歯肉の境目に垂直に立て、歯磨き粉を少量つけます。
歯ブラシを左右に動かし、歯と歯肉の境目をしっかりとブラッシングします。
歯の表面を磨くように、上下にブラッシングします。
歯の内側も同様に、上下にブラッシングします。
最後に、舌の表面もブラッシングします。
・フロスの使い方
フロスは歯と歯の間に入り込んだ歯垢や食べ物のかすを取り除くために使います。フロスを使う際には、下記のように使い方に気をつけましょう。
フロスを20-30cmほど持ち、両手の中指に巻きつけます。
左右の人差し指と親指で、フロスを持ち上げ、歯と歯の間に入れます。
フロスを上下に動かし、歯と歯の間の歯垢を取り除きます。
・うがいのやり方
うがいは、口の中を清潔に保ち、歯垢や食べ物のかすを取り除くのに効果的です。下記のように、うがいの方法に気をつけましょう。
口に水を含み、30秒間ほどグルグルとうがいます。
口の中の水を吐き出します。
この操作を2-3回繰り返し行います。
・定期的な歯科検診の重要性
歯科検診は、歯のクリーニングだけでなく、虫歯や歯周病の早期発見や治療にも役立ちます。歯科医師の指導の下、定期的に歯科検診を受けることで、健康な歯と口内環境を維持することができます。
【4. 歯のクリーニングに関するよくある質問と回答】
・歯のクリーニングは痛いの?
歯のクリーニングには、歯垢や歯石を取り除くために専用の器具を使用します。この際に、歯や歯肉に刺激があることがありますが、一般的には痛みはありません。
・歯のクリーニングはどのくらい頻繁に行うべきか?
歯のクリーニングは、個人差がありますが、一般的には年に1~2回程度が推奨されています。ただし、歯垢や歯石がたまりやすい場合や、歯周病のリスクが高い場合には、より頻繁にクリーニングを受けることが必要です。
【5. まとめ】
本記事では、歯のクリーニングの正しいやり方について、歯科医師の竹村洋志が解説しました。歯ブラシやフロス、うがいなど、歯のクリーニングに必要な方法を詳しく説明しました。また、歯科検診の重要性や、歯のクリーニングに関するよくある質問についても解説しました。定期的な歯のクリーニングと歯科検診を受けることで、健康な歯と口内環境を維持することができます。皆さんも、ぜひ参考にしてみてください。
竹村歯科クリニック
愛知県 春日井市 味美 白山町1丁目4−1
歯科医師 院長 竹村 洋志