皆様、こんにちは！春日井市にある歯医者　竹村歯科クリニックです。　

今回も、ブログを通じて患者様のお口の健康につながるようなお話をしていきたなと思っております。前回は【歯周病とは】というテーマでお話をしていますが、今回は、【歯周病って治らない病気なのか？】というテーマでお話をしていきます。

まず、結論からお伝えします。

歯周病は治りません。一度悪化して、壊された組織がもとに戻ることもありません。

ですが、炎症を抑え、進行を止めることはできます。なので、1度かかってしまっても治療をおこなえば、症状は改善され、歯を失うリスクをおさえることができます。　

前回のブログでも書きましたが、歯周病とは最終的に歯を支える顎の骨を溶かしてしまうことで歯が抜けてしまう恐ろしい病気です。ですが、歯周病になっていてもお手入れをしていくことで、進行をとめることは可能です。面倒だと感じて悪化してしまう方が多いですが、定期的に歯医者に定期検診に通いながら、ご自宅でのケアがとても重要です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

□歯周病の予防と治療法について

時間の経過とともに症状が悪化してくるので、年配の方がかかっているイメージがあるかもしれませんが、若い方でも歯周病で歯を失ってしまう方も珍しくはありません。そのため、歯周病は年齢問わず、早めに治療や予防をしていくことが重要なのです。

□治療の一般的な流れについて

当医院では、できるだけ患者さんが不安を感じない様、細かな説明をさせて頂くようにしています。歯周病治療の一般的な流れは以下のようにおこないます。　

まずは、現状を把握する為、検査実施、診断をしていきます。

その後は結果を患者さんへ分りやすい様に説明していきます。その上で治療の今後の方針をお伝えし、不安・疑問点があれば確認していきます。　

その後、しっかりお口の中の汚れを除去していきます。何度かに分け、クーニングを行い、再検査を実施。場合によっては外科処置を行うこともありますが、問題なければ歯周病治療は終わります。　

その後は定期検診へ移行し、定期的にメインテナンスをおこなうことで、悪化を防いでいきます。治療が終わると痛みや症状もないため、定期検診にこられなくなる方もいらっしゃいますが、歯周病は完治しないため、常に歯周病予防を行っていくことが将来的に歯を守ることにつながります。歯を守ることは健康を守ることにつながります。ぜひ、定期的にメインテナンスに通ってもらうことをおススメします。

お口の中の汚れは、複雑で細かく、自宅のみのケアで完璧に行うことはできません。歯科衛生士というお手入れのプロがおこなっていきます。自宅でのケアについてアドバイスもさせていただきますので、ぜひ参考にされてみて下さい。

今回は歯周病についてお話をさせて頂きました。少しでもお口の中でお悩みがありましたら、当医院までぜひご相談下さい。