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知ってほしい!40代の親知らずについての治療法と注意点

春日井市にある歯医者 竹村歯科クリニック 院長の竹村です。

 

40代になってからの親知らずについて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

親知らずは第三大臼歯とも呼ばれ、通常は18歳から24歳の間に生え始めます。

しかし、40代になってから問題が発生することも少なくありません。

本記事では、40代での親知らずの抜歯や治療について詳しく解説します。

 

 

 

目次

  1. 40代での親知らずの症状
  2. 親知らず抜歯の必要性とその判断基準
  3. 親知らず抜歯の治療方法と流れ
  4. 親知らず抜歯のメリットとデメリット
  5. 親知らず抜歯後のケアと注意点

 

 

 

 

1. 40代での親知らずの症状

親知らずが40代になってから問題を引き起こすケースは全部でいくつかあります。

その一つは、歯茎の炎症や痛みです。

親知らずは通常、歯列の最後に位置しており、歯磨きがしづらく、菌が繁殖しやすい環境にあります。

そのため、歯周病や虫歯が発生しやすくなるのです。

また、不完全に生えた親知らずが隣の歯を押し、痛みや不快感を引き起こすこともあります。

これによって、咀嚼機能が低下し、食事が困難になる場合もあります。

 

また、40代になってからの親知らずの問題として、歯茎の腫れや膿が出ることも挙げられます。

これらの症状が出ると、日常生活や仕事に支障をきたすことが多く、早急な治療が必要になります。

【参考情報】当院の親知らず治療について

 

 

 

2. 親知らず抜歯の必要性とその判断基準

40代で親知らずを抜くかどうかの判断は、いくつかの要素に基づいています。

まず、親知らずが完全に萌出している場合でも痛みや腫れが頻発する場合、抜歯が推奨されます。

次に、親知らずが不完全に萌出している場合や横向きに生えている場合は、

将来的に問題を引き起こす可能性が高いため、抜歯が考慮されます。

また、親知らずが隣の歯に影響を与えている場合

(例えば、虫歯や歯周病の原因になっている場合)も、抜歯の必要が高くなります。

 

これらの判断基準によって、場合によっては親知らずを残すことができることもあります。

その場合は、定期的なチェックと適切なケアが非常に重要です。

 

 

 

3. 親知らず抜歯の治療方法と流れ

 

親知らずの抜歯は、一般的には外科手術を必要とします。

治療の流れは以下のようになります。

まず、初診でX線撮影を行い、歯の位置や状態を確認します。

その後、患者さんの症状や診断結果に基づいて治療計画を立てます。

治療計画が決まれば、次に局所麻酔を行い、手術に入ります。

手術時間は通常30分から1時間程度ですが、歯の状態によってはそれ以上かかることもあります。

 

具体的な手術の手順としては、まず歯茎を切開して親知らずを露出させます。

次に、歯を分割して小さな部分ごとに取り除くことが一般的です。

最後に、切開した部分を縫合し、手術は終了となります。

 

 

 

 

4. 親知らず抜歯のメリットとデメリット

 

親知らずの抜歯には、多くのメリットとデメリットがあります。

まず、メリットとしては、痛みや腫れ、感染などの不快な症状を取り除けることです。

また、周囲の歯や歯茎の健康を守るためにも重要です。

特に40代以降では、歯の健康が全身の健康に大きな影響を与えるため、適切な治療が重要です。

一方、デメリットとしては、手術そのものの痛みや腫れ、出血などのリスクが挙げられます。

また、術後に数日から1週間ほどの不快感を感じることが一般的です。

さらに、治療費用もかかるため、経済的な負担も考慮する必要があります。

親知らずの抜歯には健康保険が適用されることが多いですが、

その場合でも患者さん自身の負担があるため、事前に費用を確認しておくことが重要です。

 

 

 

5. 親知らず抜歯後のケアと注意点

 

親知らずの抜歯後には、適切なケアが非常に重要です。

まず、手術当日はできるだけ安静にし、激しい運動や飲酒は避けるようにしましょう。

また、冷却シートを使って腫れを抑えることが推奨されます。

食事については、柔らかいものを選び、傷口に刺激を与えないように注意しましょう。

 

さらに、抜歯後の感染を防ぐために、口内を清潔に保つことも重要です。

食事後はしっかりと口をすすぎ、歯磨きを怠らないようにしましょう。

ただし、手術直後は直接的に傷口を触らないように注意が必要です。

 

また、術後の数日間は痛みや腫れが続くことがありますが、

これらは通常、時間が経てば収まるものです。

痛みが強い場合や、症状が長引く場合は、

必ず担当の歯科医師に相談することをおすすめします。

 

 

 

まとめ

 

40代での親知らずの問題は、早期に適切な対処を行うことで、

症状の悪化を防ぎ、快適な日常生活を取り戻すことができます。

痛みや違和感がある場合は、早めに歯科医院で診察を受けることが大切です。

抜歯を選択するかどうかは、歯科医師との相談を通じて最善の判断を下すことができます。

親知らずの問題を無視せず、適切なケアと治療を受けることで、口腔内の健康を長く保つことが可能です。

 

 

竹村歯科クリニック

愛知県 春日井市 味美 白山町1丁目4−1

歯科医師 院長 竹村 洋志

参考/院長紹介ページ

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