2023.11.18
知ってほしい!抜歯をした際の注意点について!
春日井市 味美駅近くにある歯医者、
竹村歯科クリニック 院長の竹村です。
皆さんに知ってほしいこととして、
抜歯した後の注意点についてお伝えしていこうと思います。
抜歯で来院頂いた際、色々と質問をいただくことがあるので、
このあたりを先にお話できればと思います。
・抜歯をした際の注意点について
抜歯をする際には、当然必ず麻酔をします。だいたい効果としては、1,2時間程度ですが、
頓服薬を予めその時間内に飲んでいただくことで、継続的に痛みを緩和することが可能です。
診断によっては必要な場合、鎮痛薬・抗菌薬の服用をお願いする場合もあるので、指示どおりの服用をお願いします。
・抜歯後、出血した場合の対処について
処置をした翌日以降は出血がある場合があります。
原因として考えられるのは、うがいを何度もおこなうことで、血が固まらずに血餅ができないことが挙げられます。
血圧が下がってしまうこともあるため、降圧薬などを服用されている場合などは必ず服用するようにお願いします。
合わせて、鎮痛薬の服用も必ずしてください。
痛みが続く場合、我慢してしまうことで血圧があがる原因となります。
出血があった場合には、その部位でガーゼ・ティッシュをまるめて噛むようにしてください。
30分ほど噛むことで、出血が止まります。
1回で止まらないば合うには、2,3回繰り返すようにしてみてください。
飲酒・喫煙をされている方は抜歯後はさけるようにしてください。
・痛みがなくならない場合について
抜歯後に感じる痛みについては、ある程度個人差があります。
処置方法・歯茎の中に埋もれている埋伏抜歯の場合などは、時間がかかる場合もあります。
痛みが続く目安としては、上顎の場合には長くても翌日までです。
下顎の場合でも同程度の期間ですが、もしも骨を削って抜いた場合などは翌日・翌々日に強く痛む場合があります。
長い場合には1週間程度は痛みが継続することがあり、徐々に緩和してきます。
歯科医院で処方された薬を飲みきった場合には、一般で売られている鎮痛剤を服用してもらえれば問題ありません。
・歯を抜いた際に、おこる腫れについて
年齢が若い方ほど、腫れやすいです。理由は血流が良いためです。
骨を削る必要がなく上顎、下顎の抜歯をおこなった場合は腫れることはありません。
骨を削った場合には、1週間程度の腫脹がおきます。
歯を抜いた当日には、しっかりと冷やせるように、氷などをつかって圧迫することが重要です。
熱を抑えることで、腫脹が緩和されます。
ただし、冷やすのは当日までを推奨しています。
以降であまり冷やしすぎてしまうと、血流が弱くなるため治癒が遅くなります。
・歯を抜いた後の消毒について
抜歯後は、翌日かその次の日に再度来院をお願いしています。
消毒をしっかりとおこなうことで、傷口の悪化を防止します。
もしも痛みが継続してある場合や強い痛みを感じることがあれば、ご相談ください。
適切な処置をおこないます。
遠方から来られる場合など、来院が難しい場合、状況によって判断しますので、お申し付けください。
・抜歯した後に縫合したケースについて
抜歯の際に、歯茎を切開した場合、もしく血流を改善する薬を飲んでいる患者様は、歯を抜いた際に、縫合する必要があります。
その後に糸を抜く抜糸をおこなうため、1,2週間後の来院をお願いしています。
歯を抜くということは、痛みや出血を伴うため、不安を感じてしまうかと思います。
抜歯の際には、しっかりと注意点を理解した上で、処置後の対応をするようにご注意下さい。
このブログが皆様の歯科治療のご参考になれば幸いです。
次回もまた、歯科に関する有益な情報をお届けいたしますので、ぜひご覧ください。
また、何かご不明な点や質問がありましたら、お気軽にお問合せ下さい。
竹村歯科クリニック
愛知県 春日井市 味美 白山町1丁目4−1
歯科医師 院長 竹村 洋志
当院では、人材採用もおこなっております。
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